田舎でenjoy子育てdiary

田舎で5歳と3歳の娘達を育てている母です。田舎で3世代同居ののんびり子育て!

ロロちゃんフォローアップ健診

昨日はロロちゃんのフォローアップ健診!

 

ロロちゃんは35週0日で産まれた、低出生体重児です。

 

私が『前置胎盤です』と言われたのは妊娠5か6ヶ月くらいの中期でした。

 

通常胎盤とは子宮口の反対側、子宮の上部についていますが、子宮口に胎盤がかかる位置にあることを前置胎盤といいます。

 

結局私は8ヶ月くらいになっても胎盤の位置が変わらず【全前置胎盤】という診断がつきました。

 

予定日は8月だったのですが、出血があったので5月から自宅療養、5月中旬から入院になり、個人のクリニックから県立の病院に転院になりました。

 

入院も生まれて初めて。

しかも24時間点滴をつけ出産まで基本的にベッドの上で安静生活が続きます。

 

前置胎盤は帝王切開になるのですが、稀に出産の時大量に出血する事があるそうで輸血が必要な時の為、自分の血液を採っておく"自己血輸血"を300mlの2本採っておきました。

 

予定では37週の0日で帝王切開の予定でしたが、35週の0日のお昼頃トイレで大量に出血してしまい、そのまま帝王切開で出産しました。

 

出血からは私も子供の命がどうなるのか心配で、先生に全てお任せするしかありませんでした。

 

産まれてロロちゃんは2,500g未満で、35週の早産児だったので、GCUに入院しました。

 

保育器のなかの我が子はとってもとっても小さかったです。

小さすぎる手に彼女も点滴をして・・・

 

この小ささで産んでしまった罪悪感と、今必死に息をしている子供の姿と生まれる前に聞いていた力強い心音が思い出されそれが重なってとても愛おしくこの子のためなら何だってしてあげようという気持ちで胸がいっぱいになったのを覚えています。

 

 こんな経験をして、産休中に見たドラマ《コウノドリ

 

このドラマは感動でした。

 

けっこうリアルに現場を描いていて、自分の体験と重なるせいか毎回見ると涙してました。

 

様々な出産があること、それを取り巻く今の環境や現状、それに対する問題提起にもとれる感じがして、見ていてとても考えさせられる内容でした。感動も大きくとてもいいドラマでした。

 

 

そんなこんなでロロちゃんも産まれて1ヶ月後に退院し、現在1歳6ヶ月になり、毎日元気に過ごせています😊

 

退院後半年は毎月通院し、それからは先生の判断で期間をあけて発達の様子を診ていく、フォローアップ健診に昨日行ったわけです。

 

前回から6ヶ月経ち、身体計測と発語や行動の状況を先生とお話しして、特に心配になる事もなく順調に成長しているようなので、私も一安心したところです。

 

病院の午後の診療は基本的に予約患者なわけで、ロロちゃんの他にも産まれたてそうな子やロロちゃんより大きい子など、計測室にはたくさんのお子さんと親御さんがいます。

 

この場に来るといつも思うのです。

 

この場にいる子はみんなNICUやGCUに入院して、小さく産まれたけど、親御さんの愛情をたくさんもらって頑張って生き抜いてきたんだなと。

 

そしてその子の親は、命に真に向き合い、我が子を本当に愛して大切に育ててこられたんだと。

 

その場所にはそれぞれ一家族ごとに、一家族ごとのドラマがあるのです。

 

同じ時期に入院していたお母さん方の頑張っている様子なども思い出したり、計測室にいるお母さん達の様子もみていると、自分も頑張ろうと原点に帰れるかんじがして、とても新鮮な時間でした。

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 これからもよろしくね!元気に育つんだよ、ロロちゃん♡

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1人目のお姉ちゃん(ルルちゃん)は自然分娩です。私も前置胎盤でもなければ、ルルちゃんも保育器に入ることもありませんでした。

 

NICU→ 新生児集中治療室

早産児や低出生体重児、何らかの疾患をもつ新生児を集中的に治療するところ。低出生体重児といっても超出生体重児(産まれた時の体重が1,000g未満)や極低出生体重児(産まれた時の体重が1,500g未満)が多い。

 

 

 GCU→継続保育室、回復治療室など

 NICUでの治療を受け、低出生体重から脱し安定した状態になった新生児が引き続きケアを受ける治療室。超出生体重児ではないが、早産児や低出生体重児が安定した状態になるまで治療するところ。